よくある質問
よくある質問
- ナースコールシステムは医療機器なのですか。
- いいえ。日本の法律上、医療機器とはなっていません。
- ナースコールシステムに固有のJIS規格はないのですか。
- ナースコールシステムの用語を定めたJIS C 6025 はありますが、性能等を規定するJISはありません。
- GRSNは、親機/廊下灯/子機などの有線接続を要求していますが、無線を用いたシステムとは安全性などで違いがありますか。
- はい。GRSNの要求事項は、医療・介護用に適用される他機器と同様のリスク分析を基に定めましたが、無線はどうしても電波切れの心配が残るため、確実性ひいては利用者の安全の面で、有線は必須との結果に至りました。
尚、無線呼出ボタンについては有線子機と併用する場合は可としています。
- GRSNは、医療施設用と介護保険施設用とで要求事項は異なりますか。
- いいえ。要求事項は共通です。
GRSNでは、医療施設、介護保険施設用で意思伝達という重要な役割を担うナースコールシステムにとって安全性・信頼性の点で必要不可欠な事柄などを、リスク分析から導き出しています。
因みに、介護付き有料老人ホームやグループホームは介護保険施設ではない為、これら向けシステムはGRSNの適用対象外となります。
- カテゴリ①と②では、要求事項が全く異なりますか。
- いいえ。両者は独立したものではありません。
カテゴリ②では、カテゴリ①の要求事項に加え、患者等の診断を目的とする医療機器との連動がある ナースコールシステムに固有の要求事項を満たす必要があります。
言い換えると、カテゴリ②で適合登録されているシステムは、カテゴリ①の要求事項も満たしていることとなります。
- インターホン工業会の会員以外でも、適合登録申請はできますか。
- はい。登録申請者要件を満たせば、インターホン工業会会員以外の法人でも適合登録申請頂けます。
- GRSN適合登録品への貼付け用に、GRSNマークのシールは支給されますか。
- いいえ。製品上への表示は、登録者自身で対応頂く事となっています。
- インターホン工業会で運営しているインターホン自主認定制度(HQI)との違いを教えてください。
-
インターホン自主認定制度(HQI)は、申請者要件及びインターホンとしての機能・性能に関わる技術基準への適合を審査し、その対象範囲も広く設定され、住宅用(戸建て/集合)インターホン及び病院・高齢者施設向けのナースコールシステムを対象としております。
一方、GRSN適合登録制度では、HQIでは対応が困難な、ナースコールシステムに求められる固有の安全性及び信頼性に着目した一般要求事項及び試験への適合を確認するものです。
- GRSN適合登録品になるのには、HQI認定品である必要がありますか。
- いいえ。HQI認定品である必要はありません。
但し、GRSNには、HQI認定に必要なインターホン自主認定技術基準の一部が引用されています。